医療用生体電池式治療具の原理と効果

既に、

コリ改善を目的とした「ポリモーダル反応理論」とは
ポリモーダル反応の持続性における見解と方法論

でも述べてきましたが、コリの根本治療にはポリモーダル受容器への刺激が大きなファクターであるという事です。

しかし、ポリモーダル受容器への刺激を止めると、20分から40分程でポリモーダル反応の効果が消えてしまうため長時間に渡る安全な刺激に生体電池という理論に考え着きました。

この生体電池御理論は、イオン化傾向の違う2種類の金属を導体化して、一方で電解質である皮膚に接皮することで電池を構成します。

2種類の金属のうち溶け易い、即ちイオンになりやすい金属(イオン化傾向が大きい)がマイナス極に、イオンになりにくい側の金属がプラス極になります。金属がイオン化するときに電子を手放しますが、この電子が電解質である皮膚を通ってプラス極に移動する事で電流が流れるサイクルが成立します。

原理は単純簡単な原始的な電池で名付けて『生体電池』ですが、皮膚というフィルターを通して、且つ大気中で電池が構成されるため、あの有名な『ボルタの電池』や『ダニエルの電池』とは違った挙動を示します。ここから先は企業秘密という事で・・・・。

 一方、ポリモーダル受容器は機械的刺激・熱刺激・化学的刺激の3刺激に反応しますが、電気刺激はさらに上位の刺激である事が解っています。

『生体電池』は数百ミリボルトの電圧と、マイクロアンペアもしくはナノアンペアという、人の感覚的には何も感じない微弱な電流ですが、ポリモーダル受容器は充分に反応して、ポリモーダル反応が起きているようです。

また、微弱な電流を継続的に発生させるという事は、次なる用途・可能性に期待をしてしまいます。それは細胞のミトコンドリアを細胞外部から電流を加えることで刺激して、細胞活動を賦活・活性化する事です。

米国では微弱電流療法(microcurrent therapy)として米国食品医薬品局(FDA)で筋肉刺激方法に限定して認められていますが、これは単なる筋肉への刺激ではなく、細胞の賦活・活性による革新的なアンチエイジング法としての可能性に注目が集まっています。例えば皮膚の比較的表面に存在する線維芽細胞はコラーゲンを生成していますが、線維芽細胞が衰えてくるとコラーゲンの生成が弱まり、皮膚の衰えやシワという形で現れてきます。

技術者の良心として断言しますが、コラーゲンは飲んでも塗っても線維芽細胞には届きません。

唯一の方法は線維芽細胞それ自体のミトコンドリアを活性化して線維芽細胞の栄養であるATP(アデノシン三リン酸)を増産し、線維芽細胞にコラーゲンを生成させる事しかありません。それと同時に、生体電池の主たる特長である血流を向上させて細胞に必要な栄養素を送る事が出来れば一石二鳥です。

◎ミトコンドリアに働き細胞を賦活・活性化する。

◎血流で細胞に栄養素を送る。

しかも、コリにおける鍼灸施術のようにその場限りではなく、長時間に渡り細胞を活性させる事が可能と考えています。

貼るだけでコリが解消されるように、貼るだけで血流向上&アンチエイジングが出来るという革新的技術を、もっと世に知って頂きたいと切に願っております。

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